昭和30年代の高度経済成長期を経て培われてきた、物質的な生活の豊かさの反面、環境問題、添加物による食の安全性の問題、オイルショックに見られる商品の安定供給の問題、更には消費生活に起因する悪質商法の発生など、いわゆる消費者受難の時代に入った昭和40年に北海道内で9番目の消費者運動の拠点として、昭和42年10月11日に当協会が発足しました。このような中、当協会では様々な消費者問題に巻き込まれないための生活情報の提供、万が一被害にあった場合の対応方法など消費者基本法(旧消費者保護基本法)の趣旨に基づき、消費についての正しい知識の普及及び消費者の利益の擁護に努めて円滑で安定した消費生活の向上に寄与しております。 また、当協会では、持続可能な消費者市民社会の形成に向け、より社会性の高い事業運営を推し進めるため平成24年12月17日付けで特定非営利活動法人格を取得しております。